実店舗型集客はSEO対策だけではなく、MEO対策も!
最近、ウェブ業界で急速に注目されている「MEO対策」について、まずは導入篇としてご紹介します。
そもそもSEO対策とMEO対策の違いとは?
SEO(Search Engine Optimization)「検索エンジン最適化」という言葉は知ってますよね。
簡単に説明すると、GoogleやYahoo!で検索をした時に「自社のサイト」が検索の1ページ目上位に表示されるように「自社サイトを最適化」することです。
例えば、飲食や美容なら「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパー」などに自社を登録しておくことで、そこから集客できたりしますよね。
情報サイトだから当たり前のことだと思っているかもしれませんが、上に書いたような情報サイトが最適化されていて「優秀なページ」なので、検索の上位に出てきてクリックしてもらいやすいだけなのです。
ネットで買い物する場合も同じです。
「楽天市場」や「Amazon」などのSEOが優秀なので上位表示されるだけです。だからそういったサイトに自社の商品を登録しておくと販売につなげやすいだけです。
何を売るかにもよりますが「自社サイト」が検索上位に表示されるには、大変な労力がかかってしまうことだけは間違いありません。
そういう意味でも上記の情報サイトなどは、実店舗経営されている人には、「恩恵に預かれる」たいへんありがたい存在だと言えますよね。
実店舗集客にはSEO意外にも強力な方法があります。
例えば、自分が新宿にいてラーメンを食べたくなったとします。
「ラーメン屋 新宿」と検索すると、当たり前ですが新宿駅近辺のラーメン屋さんの検索結果が出てきます。
その時に「検索結果の一番上」にGoogleマップが表示されますよね。
新宿駅近辺のマップの中に、たくさんのラーメン屋さんが表示されています。
記憶にない場合は実際にやってみてください。
このGoogleマップの下に、実際の店舗名が「3件」表示されているのを知ってますか。
たくさんあるラーメン屋さんの中でこの数件の中に入れるようにすることを
MEO(Map Engine Optimization)「マップエンジン最適化」といいます。
SEO対策で検索結果の上位に表示されることや、「ぐるなび」「食べログ」などの中で上位表示されることは、もちろん大切なことなのですが
Googleマップ上で見つけてもらいやすいことは、実店舗経営の集客には大切になってきます。
MEOが大切な理由
近年のスマートフォンの普及で、老若男女問わず誰でも持つようになりました。そんなスマートフォンには「位置情報サービス」というものが搭載されていて「Googleマップ」と連動しています。
位置情報をオンにしておけば、地球のどこにいようとも「ピンポイント」で自分の居場所をGoogleマップ上で特定できます。
この仕組みを利用して「Googleナビ」が便利に使えるのです。
よほどの理由がない限り「位置情報サービス」はオフにするより、オンにするほうがメリットが多いので、ほとんどの方がオンにしています。
(写真に位置情報が入ったり、スマホ紛失時や身内の場所を追うなどメリットが多い。アプリごとに細かく設定もできる。)
先ほどの「ラーメン屋 新宿」を例にとってみると、位置情報をオンにしたスマートフォンで「ラーメン屋」とだけ検索すると
「自分がいる場所」の近くのラーメン屋がGoogleマップに表示されます。
「新宿」と入力する必要がなくなります。
行く店舗が決まっている場合は別として
土地勘がない地域や、今いる場所の近くで見つけたい場合は「ぐるなび」や「食べログ」よりも圧倒的に便利で簡単です。
Googleマップの表示一覧から店舗サイトにも飛べますので、Googleマップの検索結果だけで完結される方も多いです。
検索結果の一番上にGoogleマップが表示されることと、視覚的に見やすいやからです。
「自社サイト」「情報サイト」「Googleマップ表示」
を連動させることで「取りこぼし」を防ぎ、より確実な集客アップが狙えるということです。
まだまだMEOは競合が少ない
SEOにしてもMEOにしても数ある同業他社の中から、検索結果の上位表示を勝ち取らないといけないので、労力やお金がかかってきます。
ただMEOはSEOに比べて、まだまだ競合他社が少ないので「上位表示」させる手間が少なくて済みます。いわゆる「ブルーオーシャン」です。
【MEO対策のメリット】
●検索結果の上部に表示されるため「視認性」が高くクリックしてもらいやすい。
●Googleマップの表示一覧から1クリックで「電話や経路案内」ボタンが表示されるためすぐに行動に起こしやすい導線になっている。
●MEOの表示枠は3枠なので少なく感じますが、表示件数の多い中から選ばれるより3つの中から選ばれる方が確率が高い。
●表示枠が3枠しかないので表示されるまでに時間と労力がかかるように思うが、アルゴリズムを正しく理解したうえでノウハウを駆使すれば、1ヶ月以内で上位表示できている事例が多い。(まだまだブルーオーシャン)
●ユーザーにとって行くお店の決定要素に「口コミ」が大きく関わります。
その口コミを簡単に確認できるようになっているのが便利。
●実店舗を持つ事業者だけが「Googleマイビジネス」に登録を行うことができるため、リアルな地域エリアだけが競合他社になる。上位を狙いやすい。
MEOのイメージができたら、実際に導入を検討してみると良いでしょう。