CSSのみで「Font Awesome」のアイコンを表示する方法
通常アイコンWebフォント「Font Awesome」は、HTMLソース中にアイコン表示用のコードを追加する必要がありますが、スタイルシートの疑似要素:beforeを使用して特定のタグ、クラスに対してアイコンを表示することが出来ます。
Font Awesomeの仕組み
Font Awesomeのアイコンは以下のように、fa
クラスでFont Awesomeをフォントファミリーとして指定し、fa-{アイコン名}
クラスの疑似要素:before
のcontent
プロパティでアイコンの種類を指定しています。
.fa {
display: inline-block;
font: normal normal normal 14px/1 FontAwesome; /*Font Awesomeのフォントファミリー*/
font-size: inherit;
text-rendering: auto;
-webkit-font-smoothing: antialiased;
-moz-osx-font-smoothing: grayscale;
}
.fa-check-square-o:before {
content: "\f046"; /*アイコンの種類*/
}
つまり、任意のタグやクラスに上記のスタイルシートの設定を付加することで、自由にアイコンを表示することが出来ます。
アイコンスタイルシートの設定
contentプロパティの確認、スタイルシートの設定に関する内容を記載します。
contentプロパティの確認
上記のcontent: “\f046”;
のようなcontentプロパティの値は、チートシートで確認することが出来ます。
また、本ページ下にもFont Awesomeのcontentプロパティ早見表を添付していますのでご活用下さい。
Font Awesomeのチートシートのご利用はこちらから
アイコン横にグレーで表示されているフォントコードの内、下4桁のfxxxがアイコンを表示するためのcontentプロパティになります。
スタイルシートの設定
例として、WordPressテーマ「Twenty Sixteen」の記事タイトルの先頭にアイコンを表示する設定を行います。
entry-title
クラスの疑似要素:before
に、以下のような記述を追加します。
.entry-title:before{
content: '\f046';
display: inline-block;
font-family: FontAwesome;
font-weight: normal;
font-size: inherit;
text-rendering: auto;
-webkit-font-smoothing: antialiased;
-moz-osx-font-smoothing: grayscale;
}