【CSS】CSS-テクニック集2021 第一弾
この記事では、CSSスタイリングで実践したい、便利なテクニックをご紹介しています。CSSをはじめたばかりの初心者のひとにも合った内容も多く、あまり知られていない少しだけ高度で、より実践的なCSSテクニックまで学ぶことできます。
これらのテクニックを利用することで、今後のウェブ制作をよりスムーズに、快適に行うことができるでしょう。
1. レイアウトに Flexbox を利用しよう。
Flexbox をスタイリングに取り入れることで、思い描いたレイアウトを手軽に実現することができます。
Flexbox モードで利用するプロパティを組み合わせることで、デベロッパーはより柔軟で、フレキシブルなレイアウトが可能になり、一度使い方を覚えてしまえば、レスポンシブレイアウトも簡単に作成することができるでしょう。
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container {
display: flex;
/* Safari用プリフィックスを加えるのもお忘れなく。 */
display: -webkit-flex;
}
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2. CSS リセットをしよう。
ここ数年で状況は大きく改善されていますが、いまだにブラウザごとで表示レイアウトなどの挙動が異なります。この問題を解決する方法として、すべての要素に初期値を設定した CSS リセットを適用することで、どのブラウザでも同じように表示されるようにできます。
normalize.css や minireset 、ress などのライブラリもあり、考えられるブラウザの違いがすべて修正されています。
ライブラリを利用したくないときは、以下の基本的なCSSスタイリングも試してみましょう。
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* {
margin: 0;
padding: 0;
box-sizing: border-box;
}
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すこしきついやり方かもしれませんが、margin
とpadding
を無効化することで、デフォルトで設定されているスペースがなくなり、レイアウトしやくすくなります。
3. Border-box をすべてに適用しよう。
HTML/CSSを書き始めたばかりのひとは、あまり知らないbox-sizing
プロパティかもしれませんが、とても重要なポイントです。デフォルトとの違いを確認することで、より理解しやすいでしょう。
content-box
(デフォルト) – 要素に width や height を指定すると、コンテンツにのみ適用され、 padding や border などはこれに追加されます。たとえば、div
要素にwidth: 100px;
、padding: 10px;
を指定すると、最終的には120px(100 + 2*10)となります。border-box
– padding や border などは幅/高さに含まれます。たとえば、div
要素にwidth: 100px;
を指定するとき、border-box
を利用していれば padding や border を加えても、最終的に100px となります。